グローバルな視点を持つ東京出身者

 新人看護師の中でも、東京出身者特有の傾向があります。それは海外で働きたいと考えることです。地方出身者がスキルアップを考えるとき、まずは日本の中心である東京に出ようと考えます。しかし、生まれてからずっと東京とうい日本の中心にいる人は、スキルアップを考えるときは自然と海外に目が向くようです。これは地方出身者には非常に持ちにくい視点です。日本の首都で生まれ育った東京人特有の傾向だと言えるでしょう。看護師という職業においてもグローバルな視点で自分のキャリアアップを考えている人が多くいます。
 海外で看護師として働きたいと考える人にとって、東京は本当に便利なところです。海外への留学を斡旋してくれる業者もたくさんありますし、情報もたくさんあります。実際に海外で看護師として働いていたという人から話を聞くことができるのも、圧倒的に東京に住んでいるほうが機会が多くなります。ですから、東京で生まれ育った新人看護師は、「いずれも私は海外で」と考える人が多くいるようです。
 大学を卒業して、その後に海外の大学に入り直すという人も多くいるようです。先ほども書きましたが、地方出身者にとっては「まずは東京」という意識がありますが、東京在住の人からすると、海外という選択肢は身近なものなのでしょう。東京にある大学も多くの大学が海外への交換留学プログラムを持っていますし、実際にそれを利用する人も多くいます。留学の斡旋業者も多くありますし、インターネットで情報を発信している人も大抵は東京に住んでいる人を対象としています。
 ですから、東京の病院には、海外の病院で経験を積んだ看護師がたくさんいます。ドイツやアメリカの最先端の医療技術を身に付けた看護師が東京にはたくさんいるのです。そういうグローバルな視点を身に付けた看護師は、地方の看護師のような狭い視野では物事を考えません。小さな枠内に収まって、世界のこととはつまり自分の周辺だけという人とは一線を画しています。小さな世界でいじめや嫌がらせなどと言っている看護師など歯牙にもかけず、独自の世界観で看護師業を全うしています。そういう人はいずれは人の上にたち、人を引っ張っていく立場になるのでしょう。
 日本の中心が東京であるがゆえ、東京を飛び出して世界で学んできた人が戻ってくるのもまた東京なのです。東京にはグローバルな視点を持った看護師、それにこれからグローバルな視点を持とうと考えている新人看護師がたくさんいるのです。

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